【第2回】 旅立ちの準備
カテゴリー: 料理長
1996年の大晦日。
真っ青の防寒ジャンバーに防寒パンツにヘルメットをかぶり
赤と白の旗を持って神社の前で初詣の交通警備。
なんていうかみじめでやりがいなんか全く無かった。
それでも目標があったので警備の仕事で4つの季節を耐えました。
パッと花火が上がったのを見てもうすぐこの状況から解放され
ベトナムがすぐそこに感じた新年0時の瞬間。
夜レストランで働いて稼いだお金で生活し、
朝から夕方まで毎日立ちっぱなしの警備員の稼ぎは
ほとんどがベトナムの為。
疲れきった夜は明日の雨乞いをし雨で警備の仕事が
無くなることに期待する自分。
そのたかが1年が長かったぁ。
しんどかったぁ。
ほんまに絶対嫌。もう絶対送りたくない生活。
でも資金を貯めたこの1年はベトナム修行時代と同じぐらい思い出す。
栄光の日々かも。 まぁ自己満足。
カッコ悪いことのカッコ良さなんか感じ始めた準備期間でした。
年が明けて早々ベトナム行きの準備開始。
大阪にベトナム領事館が無かった時代。
友人が長距離トラックの運転手でこっそりトラックに乗せてもらい
一銭もかけずに東京のベトナム大使館へ。
この時が初めての東京。
どっか適当に降ろしてもらいトボトボ歩いて
たしか小田急新宿駅近くだったかな。
東京は平野のくせしてやたら坂が多い。
大阪なんか谷町上町ぐらいしか坂あらへんのに。
VISA申請した時が本当に行くんやって実感した瞬間。
その足で旅行会社に行きチケットも購入。
神田をぷらぷら歩いて東京駅でトラックに乗り込みそのまま帰阪。
準備っていってもそれだけのこと。
お金を貯めてVISAとパスポートとチケットさえあれば行けるわけです。
連載!ベトナム修行時代の体験談
コメント
どーもー ナカチューでーす。
いや、こっちまで懐かしくなったで。
でも、あれはあれで楽しかったよ。