Bánh Flan バインフラン
カテゴリー: AN NGON -アンゴン- : アンゴンメニュー
“カスタードプリン”
東南アジアの中でベトナムはフランス文化の影響を受けた珍しい国です。
だから食文化にもフランスの流れが根深く浸透しています。
代表的なのがベトナムコーヒーにバゲット(フランスパン)、
それに今回ご紹介するプリンの3つ。 他にも沢山ありますが…
フランス食文化そっくりそのまんまではなく
ベトナムらしさが合わさっているのがなんとも面白い感じです。
バインフランはベトナムで気取ったおしゃれなレストランやカフェでしか
売っていないと思えば大間違い!
そのあたりの市場の中にある食堂には必ず、
路上でも露店自転車(後部座席に販売棚がある)で売りに来ます。
街中では学校帰りの女子学生など寄り道で
美味しそうに食べている姿よく見かけます。
今となっては完全にベトナムに溶け込んだベトナムのスイーツですね。
日本とおんなじで幼い子供達もお母さん買って~って
街のあちこちでねだっている風景に出くわすこともあります。
最近はカラメルにレモンの酸味を加えたり
生クリームをトッピングしたりとバインフランも進化してきていますが
ぶつぶつした巣がいっぱい入ったバインフランが
やっぱりバインフランだって気がします。
全て冷蔵庫で保存している訳でなくその日その日の分だけ作り売りするので
常温で売られていることが少なくないバインフラン、
冷たく食べるためにクラッシュアイスをトッピングするのが本場流です。
冷蔵庫があまり冷えないっていうのも理由かも知れません。
アンゴンのこだわりはココ!
↓
バインフランは牛乳や砂糖は一切使いません。
それにアルミの型を使い蒸して作るので焼いたりもしません。
これがまずベトナムのプリン、バインフランの前提!
では何で作るの? っていうとこの3つ。
卵と練乳と水 (カラメルは除いて)、こんだけです。
アンゴンは練乳に特にこだわり!
練乳(コンデンスミルク)はベトナムのVINAMILKを使っています。
VINAMILKはベトナムの乳業メーカーで断トツの存在。
明治と雪印と森永が合併した感じみたい? 変な説明ですが…
ここの練乳はココナッツも原料に入っていて
乳脂肪分が日本国産のものと比べすごい高い。
残念ながら輸入の際にVINAMILK練乳は乳脂肪分が規定以上で
びっくりするぐらいの関税がかかってしまいます。
値段も高い。だから国産の倍以上になってしまいます。
でもアンゴンはいくら高くてもVINAMILKを業者に頼み輸入して貰っています。
このVINAMILKのなめらか~な練乳はちょっと固いぐらいですがやっぱり風味も抜群、
濃厚さは国産と比べると違いにびっくり、一度使うとやめられません。
当然それにアンゴンは、卵も選び抜いたものを使っています。
本当にプリンは材料が全てですから。
アンゴンでは現地と同じくチョロンの市場で買った
アルミのプリン型にまずカラメルを流し入れ
卵,練乳,水を合わせた生地を流し入れます。 ※バニラの風味も加えてます
それで火加減を見ながら蒸し器でじっくり時間をかけ蒸していきます。
余熱もあるので表面が柔らかいぐらいで取り出し冷ませていきます。
それで冷めると型ごとラップで密封し冷蔵庫で冷やします。
するとまず完成!
食べる時は冷えているプリンの型の周りを竹串でくるっとひと回し、
それから器のど真中にひっくり返し型を外し
本場と同じようクラッシュアイスをのせます。
これで本当に出来上がり!
甘くて濃厚なバインフラン、是非一度召し上がって違いを感じてください。
プリンの生地にこれだけこだわっていますが
プリン自体には高さがあまりありません。 平べったい感じ。
これはアンゴンが本場を忠実に再現したいから同じよう作っています。
型からひっくり返し器にのせて食べるので
カラメルが上になってしまいます。
こうなるとカラメルを避けプリンだけを食べるのは至難の業です。
でもこれが本場。
少しでもプリン自体の味を楽しんで味わっていただけるよう
カラメルは苦味を抑えて作っているので薄っすらした感じです。
いつか容器で作ってお自宅用に向けたバインフランの販売、
アンゴンでも出来たらいいなって考えています。
その時はまたお知らせ致します。
☆5品目 Banh Plan バインフラン☆