【第14回】 中古の自転車“上海号”
カテゴリー: 料理長
ファングーラオの長屋から語学学校があるホーチミン総合大学まで
猛暑の中、毎日歩いて通うにはあまりにも遠すぎるので自転車を買うと決心。
200000ドン(およそ1800円)で中古のものを買いました。
なぜかサドルの背面には太っとい字で上海って書いてある。
誰がどない見ても間違いなく中国製。
初めて外国に行った先は中国って前にも書きましたが
実はこの時の旅の目的は北京で自転車を乗りたいってことだったんです。
あの時代の中国の象徴は北京の自転車通勤ラッシュ。 懐かしい~
でも残念ながらその時は叶いませんでした。
それがまさかホーチミンで叶うとは!
ホーチミンは今よりはずっと少ないけどそれでも圧倒的なバイクジャングル。
ホンダ・ヤマハ・スユキ(南部ではズがユって発音)・・・です。
その中をコツコツ自転車で移動してました。
歩くことと比べると自転車1つ手に入れただけで
ぐっと行動範囲が拡大、役立つ道具です。
ところがしょっちゅうパンクしやがる。
ほんまにしょっちゅう。
自転車もぼろいし道もでこぼこ。
腹も立つけどこらどないもしゃ~ない。
でもありがたい、ここは日本じゃなくベトナム。
あっちこっちの街角の木陰に修理屋おっさんがおるんです。
だからどこでパンクしてもそんなに困ることは無い。
掌を下に向けて5・6回振り、犬を呼ぶみたいに手招きしてくる。
で、自転車をあずけるとちょちょいのちょいって修理完了です。
写真はその時の模様。ぽつ~んと座って待ってます。
修理屋さんは1日中路上に座り、
自分のような獲物が来るのを待ち構えているわけです。
連載!ベトナム修業時代の体験談