カテゴリー:
料理長

普通にベトナム旅行に行ってもおそらくここに行く人は皆無でしょう。
観光名所なんか全くない。
ここはベトナム中部の町 “Kon Tum コントム”
日本で言うと岐阜のみたいなところかも。そんでその岐阜の山奥の村。
北部中国の国境近くの村 “Sa Pa サパ” は少数民族の暮らす村で有名。
誰が見ても分かる民族衣装を着てる。ツアーでも行ける。
でもここコントムにも数多くの少数民族が暮らしています。
水道がなく井戸で水を汲み電気も通ってなく暗くなったら寝て
明るくなったら起きるって人間本来の暮らしをしてる。
ほんまにかわいいんです!
写真はパナ族の子供たち。
他にもエデ族など暮らしていますが見た目は変わりません。
それぞれ民族独自の言葉があってこの子たちとは
ベトナム語で会話は出来んかった~。残念。
土の道を裸足で元気に走り回っています。
時計のいらない暮らしの村。
あれから11年。今はいったい?
連載!ベトナム修行時代の体験談
カテゴリー:
料理長

3月にベトナムに渡り5月に生活の拠点となるタンビン区にお引越し。
部屋にはなんにもあらへんのです。
そこで早速キッチン作りをしたわけです。
・アルミ製の折りたたみ机
・ガスコンロとプロパンガス
・中古の冷蔵庫
それに鍋やらフライパンなど最低限の調理器具だけは買い揃えました。
この写真がその後毎日ここで料理を作り続けた自前キッチン。
洗いものは洗面所でします。
続きを読む "【第9回】 手作りキッチン" »
カテゴリー:
料理長

本格的に現地レストランで修行を積むことが出来たのは
現地で暮らし始めて3ヶ月近く経った6月から。
4月5月と2ヶ月通った料理学校も自分が満足出来るレベルになく、
ちょいちょい休んではいろんなレストランへ
修行させてくれないかお願いの活動してました。
簡単に考えていたけど思いのほか跳ね返されました。
続きを読む "【第8回】 遂にレストランが決まった" »
カテゴリー:
料理長

ベトナムにやってきてから早々、
毎日そこらへんの大衆食堂や麺屋を食べまくりました。
期待が大きすぎたんか、そんなに旨く感じない。
こんなもんなんかなぁ~ってちょっとがっかりしてました。
でも突然感動したものに出会いました。
Com Suon : コムスン
甘辛く下味をつけたスペアリブを焼いた皿飯です。 旨い旨い。
そこで早速作り方を教えてくれないかなぁ~ってお願いする訳です。
何件か相手にされないっていうか伝わってないっていうか
ようはお断り。
それでも厚かましく別の食堂に行ってはお願いし続けると
やっと1件拾ってくれました。
それがベトナム最初の修行の場、大衆食堂ANH。
続きを読む "【第7回】 大衆食堂ANH" »
カテゴリー:
料理長

ベトナムに着いて3週間ほどしてから語学学校,料理学校に通いだし
その後は充実した生活を送ることになりましたが、
それまでの3週間は適当に彷徨ってました。
要は何にもすることのない生活です。
ファングーラオの長屋から細い路地を出るとデタム通り。
そこにカフェ333があった。今もあるかな?
この当時は珍しかったインターネットが出来るカフェ。
書いてあるE-Mailって文字をなんやろって思ってた。
でもちょいちょいこのカフェに通っていました。暇でしたから。
続きを読む "【第6回】 最初の友達" »
カテゴリー:
料理長
ベトナムでの生活はだいたいこんなもん。
・渡越後3週間:適当に食道楽してたまだまだ旅人生活
・その後2ヶ月:語学学校と料理学校に通う日々
・その後5ヶ月:レストランやホテルで実践料理修業と
ベトナム全国食道楽行脚
・その後2ヶ月:料理の師匠と毎日市場に通い自宅で料理開発
・最後の2ヶ月:アンゴンオープンへの準備活動とハノイでの食道楽
続きを読む "【第5回】 本場での生活" »
カテゴリー:
料理長
ホーチミン、Tan Son Nhat 空港、5時間そこらで到着します。
2時間時差があるので3時間そこらの移動の感覚。
昨年日本資本で新しい国際ターミナルが完成しましたが
当時は1997年、完全に社会主義の薄暗くて冷めた感じの空港。
95年にロシアに行った時のハバロフスク,モスクワの空港と同じ。
音や華やかさがない殺伐とした雰囲気。
でもこれが期待を詰めたベトナムへの入口。
続きを読む "【第4回】 到着したタンソンニャット" »
カテゴリー:
料理長
遂にやって来た出発の日。
当時仲良くしていた職場や大学の友人が大勢、
関空で見送ってくれました。
照れくさくてはにかみながら手を振りました。
もう後戻りできん搭乗ゲートにいるといよいよやなぁって
外国にぷらっと旅に出る時とは全然違う気分。
続きを読む "【第3回】 出発の日の関空" »
カテゴリー:
料理長
1996年の大晦日。
真っ青の防寒ジャンバーに防寒パンツにヘルメットをかぶり
赤と白の旗を持って神社の前で初詣の交通警備。
なんていうかみじめでやりがいなんか全く無かった。
それでも目標があったので警備の仕事で4つの季節を耐えました。
パッと花火が上がったのを見てもうすぐこの状況から解放され
ベトナムがすぐそこに感じた新年0時の瞬間。
続きを読む "【第2回】 旅立ちの準備" »
カテゴリー:
料理長
ベトナム行きを決心させてくれたのは実は常連さんのおかげ。
当時は22歳。アメリカ合衆国での生活を目指してた。
というのもまずアメリカに住んで英語をマスターして
それから頭に描く世界、アジア、それからドイツ,東欧へと
20代は駆け巡って修業体験したかった。単純と言うか冷静。
成人を迎える時期に大阪南港から鑑真号で初めて行った
外国は船旅で中国。
1ヶ月中国を周り巡って何より感動したのが街市場。
生きた鶏やら犬やらゲテモノやら所狭しと売られてる。
世界が違うとびっくり仰天。
続きを読む "【第1回】 なんでベトナム?" »
カテゴリー:
料理長
1998年4月12日、大阪南船場の一角で期待一心、
誕生したアンゴンも今年の春で ようやく10年目を迎えます。
一部家具は入れ替わりましたが食器や装飾品も
10年の年月を共に歩んできました。
開業時に壁に掛けた椰子の実のお面も色艶から時の深みを感じます。
店では当時は中学生、小学生だったスタッフも
今一緒に元気に活躍しています。
23歳で単身修行に励んたベトナム時代から
アンゴンととも過ごし来月には35歳になります。
毎年ベトナムに戻ってはベトナム人と会話し料理の進展を感じ、
培ったものを守りながらまだまだ今現在も
アンゴンを作り上げていく最中。
2008年で10年、それを下支えしてくれたベトナム修行時代、
意外と真面目でやっぱり無茶だった当時を振り返って
体験談を連載でご紹介します。
とにかく心に残る経験をした時期でした。
続きを読む "連載!修行時代の体験談" »